サブプライム問題以降、アメリカは「ダメリカ」と冗談で呼ばれるほど、ありえなーい!ということが相次ぎましたが……。
またまた久しぶりに「厚顔無恥」という言葉が瞬間的に頭に浮かびました。
AIG、だめでしょう~。そんなこと許されないって。
AIGが幹部社員約400人に08年分のボーナスとして総額約1億6500万ドル(161億円ぐらい)を支払うとの報道。
1人当たりの支給額は最大で650万ドル(約6億円)だとか。
莫大な公的資金で再建中の身で、なんというずうずうしさ。
信じられないほど厚顔無恥ですよね。
恥を知れ、と言いたい。←米国の国民が一番そう思っていると思いますが……。
ダメだこりゃ(by いかりや長介)、もとい、
ダメリカだこりゃ、ですよね~。
さすがにオバマ大統領も激怒しているらしく、幹部社員へのボーナス支給阻止に全力で動いているとか。
恥を知っているなら、契約がどうであれ、幹部社員たちは辞退すべきでしょう。
2009年03月17日
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これはさすがに、米国民ですら、そう思うんですね。
それにしてもすっごいボーナス....
これ、フランスだったら暴動が起きているでしょうね(笑)。
たぶんイギリスもこんなことにはならないはず。というか、米政府も公的資金投入の前に、高額ボーナスは×と話を詰めておけよーという低レベルな話ですよね。しかも、よりによってデリバティブ担当の幹部らへの高額ボーナスなんて……。もらったらすぐ会社を辞めて、次は高額な退職金をもらおうと企んでいる人もいそうな予感。さすがに米国民も怒りますよね。もし日本だったら政府への批判もすごいことになると思います。
まあ、日本も……恥を知れ、と言いたい人たちがいますが。
小沢代表とか見苦しいですよね。もう自分で何を言っているのかわからなくなっているんじゃないでしょうか(笑)。
しかも、高額ボーナスをもらった11人がすでに会社を辞めているとか! もらい逃げですよね。AIGの再建も見捨てて、なんという恥知らず、と思いました。全額課税で取り戻す、というアイデアもすごいですよね。なんでもありの米国……。いったいどういう法の根拠で特定の人間に全額課税をするんでしょうね~。詐欺罪などで捕まえる手段も考えていて、調査にも入っているとか。米国、もうカオスですよね(笑)。
オバマ大統領の会見、おもしろかったですよね~。
米国って納税意識が高いと聞きますから(よく米国の映画やドラマでも、税金をきちんと払っている、というようなセリフが出てきますよね)、今回のことにはかなり怒っているでしょうね。公的資金の投入にも反対の声が多かったようですし。ニュースで見たのですが、AIGの普通の社員も怒っていました。
オバマ大統領の怒り会見、すごかったですよね。他の政治家たちの怒りの発言もおもしろすぎ。対岸のことなので笑っていられるのですが、これからどうなるのか気になります。今のところ国民の怒りの矛先はAIGの幹部らに向かっているようですが、どうなるんでしょうね~。