戦後初の現役大臣の自殺。
ケースも背景も全く違うが、思い出したのが英国防省顧問だったケリー博士の自殺。
ブレア政権で最大のピンチであり、ブレア首相の人気急落の大きな引き金の一つになった事件である。
ケリー博士の自殺の一報が入ったときは「ああ、ついに……」と国民は嘆いた。
ブレア首相が自殺の一報を聞いたのは日本に向かう飛行機の中だった。
日本に到着後の顔面蒼白のコメント・シーンをよく憶えている。
このケリー博士の自殺の解明のため、独立調査委員会が設けられた。
ブレア首相を含む72、3人の証人喚問を行い、この調査委員会の結論により、BBCの会長と社長が辞任した。
現役大臣の自殺を招いたものとは何か。
日本でもこうした独立調査委員会があればいいのにと思う(無理だけど)。
このまま、うやむやになりそうな雰囲気が気になる……。
私は政治のことはよく分かりませんが、彼の強い態度は目にしたり耳にしたりしたこともあります。
でもそれは彼の信念に基づいた強い者に対しての彼なりの正義で、決して私利私欲や弱者に対してのものではなかったと思います。
強い人ほどもろいのかな、と思い切なくなりました。
このままうやむやにされるのはかわいそうです。
お通夜とお葬式のニュースを見ていると、あまりにも多くの花が届いていたので私も気になっていました。やはり大部分の花があちらに届けられていたのですね。
rigbyさんのコメント、ご本人に聞いていただきたい言葉ですね……もう無理ですが。でも、このままうやむやになるのでしょうね。うーん。現職の大臣の自殺、しかも金銭が関係するスキャンダルが背景ですから、事実は事実としてしっかり調査、追及をすべきだと思います。ご本人のためにも……。