2005年04月22日

ザ・ホテル


ザ・ホテル―扉の向こうに隠された世界

「ザ・ホテル―扉の向こうに隠された世界」

旅に出たくなると、読み返してしまう本。
作家が五カ月間滞在し、書き上げたノンフィクション。

とにかく、おもしろい。
こんな客がいるのか、ここまでサービスを徹底するのか、と驚く。
ソニーのテレビを部屋から出さなければいけなかったエピソードにも笑った。
伝統と格式を守り、かつ利益を上げなければいけない名門ホテル。
収益改善のために送りこまれた総支配人が経営の近代化に奮闘する。
翻訳もすばらしく読みやすい。
ホテルに滞在するのが楽しくなる一冊である。

ザ・ホテルとは、かの「クラリッジズ」
このホテルが舞台です↓

posted by はるちー備忘録 at 12:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。はじめまして。
この本探していたんです。結構前に出版されたと思いますが、発売直後に買ってすぐに読み終わった記憶があります。
韓国の大統領が来たときのホテルの裏側の様子とか、いろんなことが書かれてあったかと。
この本、どっかに失くしてしまっていて、本の名前も覚えていなかったので、早速買うこととします。
Posted by at 2005年05月21日 23:07
実は私も人にあげたり無くしたりして、これまで5冊くらい買っています(笑)。時々読みたくなるんです、この本。韓国の大統領がやってくるときのエピソードも面白かったですね。コメントどうもありがとうございました。
Posted by はるちー at 2005年05月22日 00:18
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