2005年03月29日

崩壊すべき独裁体制はここにも

3月31日にジンバブエ議会選(総選挙)が行われる。
結果なんてもう決まっているんだけど……。
なんとかならないものですかね。

ライス米国務長官から、北朝鮮と並び、「圧政の前線基地」と名指しされたジンバブエのムガベ大統領。選挙に向けた与党の集会ではライス氏について「白人は友人ではないと知るべき」「彼女は奴隷。ご主人様は白人」などと、相当ブチ切れていたようだ。

ライス氏が1月の上院指名公聴会で「民主主義が普及していない独裁国家」と名指ししたのは、北朝鮮、ジンバブエ、イラン、キューバ、ミャンマー、ベラルーシの6か国。

ジンバブエの失業率は70%以上ともいわれ、経済は末期的状況にある。食糧危機も深刻だ。国民の半数以上が食糧不足に苦しんでいるとの報道もある。その数は800万人ともいわれている。ムガベ大統領は白人農場主の土地強制収用を進め、黒人の反白人感情に訴えることによって政権維持を図っているが、飢えや貧しさが続く国民の不満の矛先はムガベ大統領に向かっているはずだ。そもそも、その土地収用政策が農作物生産高の激減、食糧危機につながっている。

ムガベ大統領は政府批判の弾圧を行っている。彼を中傷するような発言も禁止だ。外国メディアの締め出し、ジャーナリストの不当な逮捕などなど、問題だらけの国である。

アフリカは遠い。行ったこともない。
でも、北朝鮮を注視するように、ジンバブエにも注視しなければ。

あ、北朝鮮にも行ったことはないが。
38度線止まり。

posted by はるちー備忘録 at 11:34| Comment(1) | TrackBack(1) | news&topics | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBありがとう。ムガベ大統領はキム・ジョンイル並みにひどいですね
Posted by deya-n at 2005年03月31日 19:26
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック

ジンバブエでそろそろ総選挙なんだが
Excerpt: アフリカは旧ソ連みたいに独裁政権がばたばたと倒れることはないのだろうか? ジンバブエは今週に総選挙がある。やる前から、与党が不正選挙で勝つことが分かってる。1987年暮れにムガベが大統領になって..
Weblog: でやーん
Tracked: 2005-03-31 19:26